近年、日中関係に改善の兆しが現れている。河野太郎外相は1月28日に訪中し、中国側は「日中平和友好条約40周年を機に、中日関係をより深めたい」との意思を表明した。こうした関係改善を背景に、日本と中国が防衛交流を再開させる可能性が浮上しているという。

 これについて、中国メディアの今日頭条は「解放軍が日本に幹部を派遣するなど信じられないと考える中国人も多いはず」と伝える記事を掲載する一方、日中の防衛交流は中断の時期はあったものの、実際には約20年にわたって続けられてきたものだと伝えている。

 記事は、日中の防衛交流が「再開」する可能性があるという見方について、多くの中国人が驚くのは「再開」という言葉であり、過去にも行われていたという事実であると紹介。実際に日中の佐官級による防衛交流は2001年から行われていたと伝え、「日本と中国の防衛関係者による交流は1974年から中断を交えながらハイレベル交流へと発展しているのが現状」と指摘した。

 続けて、佐官級による防衛交流については、12年に日本が尖閣諸島(中国名:釣魚島)国有化を行って以降は中断していたと指摘する一方、ここにきて「再開」の見通しとなったことは「日中関係の改善のシグナル」と捉えられていることを強調。

 また記事は、中国が日本との佐官級による防衛交流を再開させることは「中国が平和的かつ協力的な態度で他国と接していることを示すもの」であると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)