中国メディア・今日頭条は6日、中国のネット上でしばしば話題になる日本のトイレとゴミ分別から中国社会が学ぶ取るべき点について解説する記事を掲載した。

 記事はまず、日本のトイレから学ぶべき点について紹介。「日本の水洗トイレは、手を洗う部分と便器が一体化している。手を洗った水をタンクに貯めておき、次に便器の中身を流す際に二次利用できるのだ。このちょっとした設計が、毎年日本に想像を絶するほどの水資源の節約をもたらしているのである」とした。

 そして「中国はこれまで水の節約を呼びかけ続けてきたが、自発的な意識に任せて節水を実現するというのは、特に中国では極めて困難な話だ。一方日本では、節約型デザインの導入により節水を『できるかもしれない』ものから、『必ずできる』ものに変えたのだ。手洗い台と便器を一体化させれば、やかましく節水を呼びかけ続ける必要はないのだ。にも関わらず、中国人は今もなお莫大な労力を使って市民を『洗脳』しようとし続けているのだ」と論じている。

 続いては、ゴミの分類についてだ。「日本の小学生がまず最初に学ぶ知識は、ゴミの分別だ。だから、日本では大人がゴミ分別の習慣を持ち続けているのも何ら不思議なことではない。また、日本のゴミ箱は分別し易いようにマークが積極的に採用されている。日本人1人1人の良好な習慣が、国全体の資源を大きく節約することにつながっているのだ。一方、中国では小さい頃からゴミ分別の習慣を培っておらず、成人してからの再教育が非常に困難なのである」とした。

 いくら他人がやれと言っても本人がその気にならなければなかなか習慣としては身に着かない。もし習慣を植え付けようとするならば、やはり小さい頃からの教育が不可欠なのだ。急速な経済成長によって社会が大きく変わりつつある中国だが、モラルや節約意識の向上といった大きな変化を生むには、子どもたちの世代の教育が大切だ。(編集担当・今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)