中国メディア・今日頭条は1日、「恐るべし日本! 政府の借金が過去最高を記録する一方で、国全体の資産も過去最高を記録した」とする記事を掲載した。

 記事は、日本の財務省が1月30日に発表したデータで、日本政府の債務が近年増え続けており、政府が保有する財産から負債額を差し引いた「純負債額」が過去最高を記録したことが明らかになったと紹介。「簡単に言ってしまえば、日本政府の赤字がますます拡大したのだ」とした。

 そして、2016年度末時点で純負債額が584兆9000億円となり、前年度に比べて28兆1000億円、03年度に比べると303兆7000億円も増えたと伝えるとともに、その原因について「社会保障費用の膨張に税収増が追いつかず、国債を増発しているため」とし、「これだけの負債額を抱えていれば、企業であればたちまち倒産してもおかしくない」と解説している。

 その一方で、内閣府が1月17日に発表した国民経済計算年次推計で、土地や住宅、工場などの資産から負債を差し引いた国全体の正味資産(国富)が2016年末時点で3350兆7000億円と、16年ぶりの高水準になったことを紹介した。

 記事は「この数字は、個人、企業、政府などが持つ資産の市価から負債を減じた金額だ。2つの数字を並べてみると、日本政府がますます困窮する一方で、民間はますます富が増えていることが分かる。民に財産を蓄えさせる一方で、政府が巨大な債務を負担しているのである。中国のライバルに、自らを苦しめる一方で国民にうまみを与える政府があるというのは、恐ろしいことだ」と論じている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)