古代中国の四大発明と言えば、羅針盤、火薬、紙、印刷だが、近年の発明品は少なからぬものが日本由来であり、しかも、中国も含めて広く普及しているようだ。中国メディアの今日頭条は29日、日本人による発明のあれこれを、「憎むべき、そして、愛すべき」品々として紹介する記事を掲載した。

 その筆頭に挙げたのは「ノートパソコン」だ。世界初のノートパソコンと言えば東芝のDynaBookが思い浮かぶが、記事は「エプソンHC―20」(海外市場ではHX-20)を世界初ノートパソコンだとした。しかし、厳密には世界初のハンドヘルドコンピュータというべきだろう。

 また、1971年に発売された「ポケット電卓」、ビデオカメラでは1982年に発売されたソニーのベータカム、メモリーカードにデータを記録するデジタルカメラでは富士フイルムが1988年に世界初の製品を発売している。

 食に関わるものとしては、うま味調味料である味の素やインスタントラーメンが日本で発明されているが、どちらも今では中国人の生活に欠かせないものとなっている。うま味調味料は、中国では調理で大量に使用されるため、スーパーなどでは大袋で販売されているほどだ。

 また、意外なところでは全自動麻雀卓もあるが、麻雀の起源は中国でありこれも中国の文化の1つでさえあるものの、「遊びやすいように」日本人によって開発されたものだ。記事は他にも、自撮り棒(セルカ棒)、シャープペンシル、スリッパ、ビニール傘、インバータエアコン、乾電池、エアバッグ、カラオケ、CDなどが日本人による発明だと紹介した。

 こうした、「愛すべき、そして憎むべきもの」たちはいずれも、今では中国人の生活に欠かせないものになっている。日本人のおかげで、今の便利な生活があるという事実は間違いなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)