中国発で世界4位、アジアではトップのスマートフォンメーカーに成長したOPPO(オッポ)が日本への本格進出に乗り出した。1月31日に東京・表参道で開催した記者会見では、OPPO Japan代表取締役の鄧宇辰(Deng Yuchen)氏が登壇し、「OPPOは既に30の市場に参入し、ここのニーズを理解し、スピーディにニーズに適った商品を提供することで地域の支持を獲得した。日本でもベストを尽くして、日本で受け入れられる商品を投入していきたい」と意気込みを語った。

 OPPOの設立は2004年、中国の広東省に本社を置く。現在、中国の他、インド、タイ、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、ロシアなどに展開。Japan代表の鄧氏は、インドネシアの市場開拓を主導し、インドネシアで第2位のシェアを獲得。その後、シンガポールでは現地CEOとして参入後3年でシンガポール第3位のスマートフォンブランドに成長させた。

 鄧氏は、各国でOPPOが成功したポイントを「Learn Fast,Respond Fast,Act Fast」の精神にあると語り、日本においても、市場の理解に努め「期待を超える商品を投入することで、2-3年でトップブランドの一角を占めるようになりたい」と目標を置いている。

 OPPOのスマートフォンは、「カメラフォン」と自称するほど、モバイルの撮影技術を革新していくことに注力。時代に先駆けてセルフィーのビューティフィケーション機能の提供を開始し、回転カメラ搭載、5000万画素の高画質の実現、ソニーと共同開発したイメージセンサー、5倍ズーム対応のデュアルカメラなど、「カメラに強いスマートフォン」として若者が選ぶブランドとして人気を獲得してきた。

 日本に投入する「R11s」は、同社の主力機種である「R」シリーズの最新機種。6インチ、画面比率85.8%のフルディスプレイ使用の大画面が特徴。新開発のデュアルカメラは、昼間の撮影用の1600万画素カメラと、夜間や暗い場所撮影用に特別設計された2000万画素カメラを搭載。

 また、インカメラには2000万画素カメラにAIビューティーセンサーを付けた。254ポイントで顔の特徴を取得し、性別、年齢、肌のキメ、肌の色、表情など複数の要素から自撮りの特徴を分析し、最適に表現したセルフィー写真を提供する。

 この「R11s」のカメラの機能については、プロのフォトグラファーである角田修一氏が体験した実感を「一眼レフカメラのようだ」と表現するほどに優れた撮影能力を持つ。また、AIビューティーセンサーについては、「その日の肌のコンディションに関係なく、なめらかな肌を写真で表現でき、ストレスを感じないで済む」と出来栄えに驚いていた。

 「R11s」は、2月9日からビッグカメラ、ヨドバシカメラで発売開始。カラーは、シャンパーニュ(ゴールド)、ブラック、レッドの3色。販売価格はオープン価格だが、6万円程度で発売される。(写真は、OPPOの日本市場参入記者発表会で、角田修一氏が「R11s」での撮影体験について語っているところ)