日本と中国とでは生活習慣が異なるため、日本に滞在する中国人の何気ない行動がトラブルになることもあるが、中国メディアの今日頭条が29日に掲載した記事からは、その理由を垣間見ることができる。これは、日本に初めて来た中国人の若者が「日本初日」を振り返った一風変わった投稿だ。

 この若者は、高校を卒業したものの、成績があまりよくないため、大学に行くこともなく定職に就くこともできず、親のすねをかじる生活をしていたそうだ。見かねた親が借金までして日本留学に出してくれたそうで、自身の見聞きした「初めての日本」を記録している。

 筆者が来たというのは札幌の日本語学校だ。半年前にすでに留学している同郷の中国人が迎えに来て「日本での心がけ」をレクチャーしてくれたそうだ。交通ルールは必ず守ることや木造建てのアパートでの生活の仕方などだが、日本の借家は中国とは違って家具家電などが何もないことに驚いたという。「先輩」からは、「生活に必要なものは何でも拾える、本当は違法だが日本の警察は厳しくないので大丈夫だ」と教わったと紹介した。

 その後、1人でまわりの散策をしたという筆者は、鍵のかかっていない自転車を発見。周りには誰もおらず、少し離れたところでちょっと考えた後、「拾って」乗って帰ったという。日本に来て1日目で交通手段が手に入ったのは「夢のようだ」と嬉しそうに報告したが、これは立派な窃盗罪ではないだろうか。

 誰もいないことを確認し、少し考えてからというからには、悪いことをしているという意識はあるのかもしれないが、ネット上で臆面もなく公開するくらいなので、あまり罪悪感はないのかもしれない。このようなことをしていては、遅かれ早かれ日本人とトラブルになってしまうに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)