中国メディア・今日頭条は28日、「日本の卓球界が中国に対抗すべく、かつての中国代表選手をコーチに引き込んでいる」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本の全国ジュニア卓球大会から、中国人にとっては受け入れがたい情報が伝わってきた。かつての世界チャンピオンである元中国卓球代表選手の邱建新氏が大会の場に姿を見せたのだ。そしてまた、彼は日本のクラブチームの監督オファーを引き受けたのである」と伝えた。

 そのうえで「邱建新という名前はみんなよく知っているだろう。1980年代に活躍した選手であり、87年のユニバーシアードでは男子シングルス、男子団体、男子ダブルスの3冠を達成して人びとを驚かせた。その後も中国代表として活躍し、代表引退後は海外リーグを転戦し、その後は指導者として外国のクラブでトップ選手を育ててきた」と紹介している。

 また、16年のリオ五輪で中国の第一人者・許キンを倒した日本の水谷隼選手のベンチコーチを務めていたのが邱氏だったと説明。「邱氏の指導のもと、日本選手はリオ五輪において男子シングルス銅メダル・男子団体銀メダルという記録を打ち立てたのだ」とした。そして、木下グループ卓球部には水谷選手のほかに張本智和選手も所属していることを挙げ、「2人の才能に邱氏の指導が加われば、中国代表にとって決して侮れないライバルになると言わざるを得ない」と伝えた。

 記事は、「昨年、中国は日本人の国内リーグ参加を拒否した。そこで日本人は中国との実力差を埋めるべく、大量のお金をつぎ込んで元中国代表の選手たちをコーチとして日本に引き込んでいる。近ごろ台頭した平野美宇も、元中国代表選手の指導を仰いでいるのである」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)