中国都市部の発展は目を見張るものがあり、北京や上海、深センなどの大都市は日本以上に進んでいると言っても過言ではない。しかし、大都市と地方都市、さらには、農村部との差が非常に大きいのが中国だ。一方、日本は都市と地方の差が中国ほどは大きくなく、地方の街でも「細部にわたる気配り」が見られるという。中国メディアの今日頭条は26日、「日本の地方のほうが中国の都市部より細部にまで徹底している」と題して、沖縄に見られる細部にわたる気配りについて紹介する記事を掲載した。

 この中国人筆者は、団体旅行で沖縄県を訪れたようだが、「あらかじめ定められた予定に従い、時間が狂うことはなく、運転手も出発と到着時刻を分単位で記録していた」と紹介。その細かさに驚いたようだ。また、強く印象に残ったのが「AED」だという。中国では地下鉄や高速鉄道駅にはあるものの、日本では「いわゆる地方にもAEDが普及しており、空港は言うまでもなく、コンビニにも設置されていた」と伝えた。

 さらに、細部にわたる気配りは、道路上でも見られたという筆者。何かしらの理由で街路樹がなくなった場所には、緑色のじゅうたんがかけられていたという。筆者は、「景観を損ねないだけでなく、ほこりが舞わないようにしているのだ」と説明。中国だったら大きな穴が開いたままになるだけだと違いを強調した。

 また、観光案内のパンフレットからも細かな気配りが感じられるという。なぜなら、同じパンフレットでも英語、日本語、韓国語、中国語などがあり、中国語は簡体字と繁体字の2種類が準備されていたからだ。筆者は「中国の観光地ではほとんど見られないことだ」としている。

 他にも、海洋博公園には海洋生物に触ることのできるコーナーがあるが、海洋生物を触った人のために手を洗う場所が設けられており、蛇口ごとにハンドソープや乾燥機が備えられていたと紹介。「これは中国人である私にとっては意外なことに感じた」と述べている。中国は良くも悪くも大雑把で細かいことを気にしないため、細部にわたる気配りは日本ならではといえるだろう。こうした「おもてなし」がさらなる外国人観光客を呼び込むに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)