台湾メディア・中国時報電子版は27日、昨年日本を訪れた台湾人観光客数が約456万人と過去最高を記録したことが明らかになったと報じた。

 記事は、日本政府観光局が先日発表した昨年の訪日外国人観光客数が2869万人と前年比19.3%増加し、過去最高となったことを紹介したうえで、訪日台湾人観光客数も前年より39万6588人多い、456万4100人を記録したことを伝えた。また、単月では7月に44万6604人を記録したとしている。

 そのうえで、同局が訪日台湾人観光客増加の背景について分析し、3つの要因を示したと紹介。1つめは「トランスアジア航空の消滅、度重なる台風の襲撃による飛行機や客船の欠航というマイナス要素を、新規航路の開拓、チャーター便や停泊する客船数の増加がカバーした」点と伝えた。

 2つめは、「日本が年間を通じて台湾市場に対して宣伝を続けてきた成果。特に東北や中部地方を重点的にPRし、リピート客の地方分散に力を入れたこと」とした。そして、3つめは「台湾中部、南部の市民に対して仕掛けた宣伝が功を奏した。高雄をはじめとする直行便が増えたほか、観光展への積極参加、消費者へのヒアリング強化による新たなニーズの開拓」と説明している。

 中国大陸と同様、旧正月に当たる春節を新年の訪れとして盛大に祝う台湾。今年の春節休みは2月15日から6連休の予定だ。大陸との関係が依然としてこじれた状況の中、今年の春節休みも多くの台湾人観光客が日本にやって来そうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)