航空自衛隊のF35A戦闘機がこのほど青森県の三沢基地に配備された。F35Aは最新鋭のステルス戦闘機であるだけに、中国でも大きな注目が集まっている。中国メディアの澎湃新聞は27日、イスラエルをアジアの範疇に含めれば、「日本はF35Aの配備によって、アジアで第4世代のステルス戦闘機を配備した3カ国目の国になった」と伝えている。

 記事は、日本が計42機のF35A取得を予定しており、2018年度に9機が配備される計画であると紹介。さらに日本はヘリコプター搭載型護衛艦(DDH)を空母に改修し、同時に短距離離陸と垂直着陸が可能なF35Bの導入に向けた検討も行われていると紹介。

 空母への改修について、小野寺五典防衛大臣は公式には否定していると伝える一方、メディアの取材に対しては「日本を防衛するためにはさまざまな検討は必要なこと」と述べたと紹介し、F35Bの導入やヘリ護衛艦の空母改修について含みを持たせたと伝えた。

 さらに、日本はF35Aの攻撃能力を高めるために射程距離が約300キロメートルに達する長距離巡航ミサイル「JSM」の導入を予定していると伝え、これによって日本は遠方にある敵国の基地を攻撃するだけの能力を手に入れることになると主張した。

 また記事は、日本の18年度の予算案では防衛費は前年比1.3%増の5兆1911億円となる見通しであることを指摘。日本が防衛の名目のもとで軍事力を拡大させているとの見方を示し、警戒心をあらわにした。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)