韓国の平昌で2月9日から25日にかけて冬季五輪が開催される。平昌五輪のマスコットキャラクターは白虎の「スホラン」とツキノワグマの「バンダビ」だ。開幕を目前に控え、マスコットキャラクターのぬいぐるみの販売も始まっているようだ。

 しかし、韓国ではマスコットのぬいぐるみが「中国製」であることに一部で批判の声があるという。中国メディアの今日頭条は26日、平昌五輪のマスコットのぬいぐるみが「中国製」であったことに韓国では一部の人が「排斥」を叫んでいると紹介する一方、平昌五輪の関係者からは「韓国は貿易で生計を立てる国であり、中国製の排斥などできるわけがない」という冷静な声が上がっていると伝えた。

 五輪が国を挙げての大会であると同時に、国同士が競い合う国際イベントである以上、マスコットやユニフォームがその国で生産されるべきという意見は理解できるものだ。

 記事は過去にもロンドン五輪の米国代表のユニフォームが「メード・イン・チャイナ」であったことが米国内で議論を呼んだことがあると紹介しつつ、平昌五輪のマスコットである「スホラン」と「バンダビ」のぬいぐるみが中国製であることについて、韓国国内では韓国政府や韓国企業に対する批判につながっていると紹介。なかには中国企業を批判し、中国製品の不買を主張する人も見られると伝えた。

 一方、「スホラン」と「バンダビ」のぬいぐるみが中国で製造されることになったのは、公平な入札が行われた結果に中国企業が選ばれたのであり、批判や不買は見当違いであると主張。また、平昌五輪の関係者も「韓国は貿易で生計を立てる国である」という見解を示し、中国製の排斥などできるわけがないとの見方を示していると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)