日本も中国も、平日の朝は通勤や通学でとても慌ただしい。同じく慌ただしい日本と中国の朝だが、大きく異なる点がある。それは、中国の朝に見られる朝食スタンドと、そこで朝食を食べる市民の姿だ。中国メディア・今日頭条は26日、「どうして日本の街には、朝食スタンドがないのか」とする記事を掲載した。

 記事は「日本の街には朝食を提供する店がない。いや、それはあまり正確ではない。朝食を専門に提供する朝食スタンドがないのだ。中国で毎朝豆乳や肉まん、油条(中国式揚げパン)を提供してくれるような店が、日本には確かに少ないのだ」としたうえで、その理由について考察している。

 1つめは「日本人には、朝食は家で食べるものという認識がある」点だ。記事は「既婚女性の主な仕事の1つが、夫や子どもの朝食を作り、弁当を用意することなのだ」とした。確かに、昼食や夕食に比べると朝食を外で食べるという習慣はあまり一般的ではなさそうだ。

 2つめは「コンビニでさまざまな朝食が販売されている」という点を挙げている。「サンドイッチやハンバーガー、おにぎり、ホットドッグ、パンといった食べ物に加え、牛乳や乳製品、豆乳、コーヒー、乳酸菌飲料、ミネラルウォーターなど飲み物も充実している。家で朝食を食べずに、コンビニで朝食を買う人も多いのだ」と説明している。

 地域によっても異なるが、多くの市民が朝食スタンドにやって来てアツアツの豆乳に揚げたての油条を浸して食べたり、ホカホカの肉まんやマントウ、お粥を食べる光景は中国の朝の風物詩と言える。経済や社会が発展しても、この光景はいつまでも残ってほしいものである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)