韓国ではもともと日本と同じように漢字が広く使用されていたが、1970年から漢字を廃止するための政策が取られた。現在、韓国国内には漢字を復活させるべきだという声と、それに反対する声の両方が存在し、論争となっているという。

 中国メディアの今日頭条は25日、漢字を廃止した韓国が再び漢字を復活させるのは「天に昇るより難しいことだ」と論じる記事を掲載した。

 記事は、中国の周辺国は大なり小なり中国文化の影響を受けており、韓国もかつては中国で生まれた文字である「漢字」を使用する国だったと指摘する一方、ハングルという自国の文化を確立するため、韓国は1970年に漢字を廃止する政策を推進したと指摘。

 だが、漢字廃止は韓国の人びとに多大な苦労をもたらすことになったとし、漢字に慣れ親しんだ高齢者は漢字から離れることができず、同音異義語が多い韓国語のハングル表記はコミュニケーション上で様々な誤解を生むことにもつながったと論じた。

 続けて、漢字を廃止しても韓国語の単語の大半は「ベースが漢字」であり、漢字の影響力はまったく排除できていないと指摘。また、韓国人が今でも漢字で氏名を表記するのは「表音文字のハングルで表記していては個人の区別が難しいため」であるとした。

 さらに記事は、近年の韓国で漢字を復活させるべきという声が高まっているのは「漢字廃止を後悔しているから」に他ならないと主張する一方、再び漢字を日常的に使用できるほど普及させるには長い時間が必要となり、「天に昇るより難しい」ことではないかと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)