韓国銀行によれば、韓国の2017年第4四半期における経済成長率は前期比0.2%減となり、2008年ぶりの低水準となった。韓国は高高度ミサイル防衛システム「THAAD(サード)」の配備をめぐって中国との関係が悪化したが、中国では「韓国の経済成長率が低下したのは、中国に逆らったからだ」という見方もある。

 中国メディアの今日頭条は25日、世界経済が回復に向かっているなか、韓国の17年第4四半期における経済成長率が低下した理由について考察する記事を掲載した。

 記事は、韓国が輸出主導型の経済構造となっているにもかかわらず、17年第4四半期の輸出は前期比5.4%減となったことを指摘し、これが経済成長率に大きな悪影響を与えたと指摘。

 韓国はすでに中国にとって最大の輸入相手国となっているが、韓国がTHAAD配備を決めたことで中国との関係が悪化し、中韓関係の悪化が韓国を訪れる中国人旅行客の激減につながったのは事実だとしながらも、韓国の輸出が減少したことについては「中国は無関係だ」と主張。

 なぜなら、17年1ー10月の韓国の対中輸出は前年比13.4%も伸びていたからであり、「17年第4四半期の韓国の経済成長率が低下した責任を中国に押し付けるべきではない」と主張。むしろ、韓国の輸出が減少したのはドル安のせいであり、ひいては、米国のせいであると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)