現在中国に次ぐ人口の多さで、近い将来は中国を抜いて世界一の人口大国になると見込まれるインドの携帯電話市場は、メーカーにとっては非常に重要なマーケットだ。中国メディア・今日頭条は25日、これまで韓国・サムスンの天下にあったインドの携帯電話市場が中国メーカーに奪われつつあるとする記事を掲載した。

 記事は、「サムスンの携帯電話は数年前まで中国市場でのシェアが20%を超えていた。しかし、今では中国でサムスンの携帯を持っている人を見ることが少なくなった。シェアは2%にまで下がり、トップ10ブランドからも弾き出された。そして、インドの携帯電話市場でも、中国の小米(シャオミ)がサムスンの牙城を崩した」としている。

 そのうえで、市場調査会社Canalysとカウンターポイントリサーチが発表した、昨年第4四半期のインド市場におけるスマートフォンシェアのデータで、サムスンがいずれも小米に続く第2位になったと紹介。Canalysのデータでは小米が27%、サムスンが25%、カウンターポイントリサーチでは小米が25%、サムスンが23%となっていると伝えた。

 また、「小米のシェアは2016年第4四半期にはわずか9%であり、1年で約3倍に成長した。コストパフォーマンスの面で一定の成長を遂げた中国企業が、本土市場に続き、インド市場でも急成長している。Canalysは、サムスンはローエンド市場で競争力を失っているとの見方を示した。今年はローエンド製品の拡大を図ると見られるサムスンと小米の競争は更に激しくなりそうだ」とした。

 記事は、インドのスマホ市場で中韓の立場が逆転したこと対する韓国ネットユーザーの反応を紹介。「憤りを示す人もいれば、喜びを示す人もいた。憤りを示す人は、わが大韓民国のサムスンがあろうことか小米に抜かれるとは、といったコメントを残した。喜んでいる人は、これまで国内において高い金額で販売してきたことに対する恨みをぶつけている。今の韓国人には、このような大企業が潰れることを望む人が少なからず存在するようだ」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)