日本はどこも清潔だと称賛されることが多く、乱雑にゴミが捨てられていたりすると、中国人旅行者などの外国人によるのではないかと思われがちだ。特に、中国ではゴミのポイ捨てを何とも思わない人が少なくなく、こうした習慣を日本に持ち込んでしまうケースも否定できない。

 しかし、中国メディアの今日頭条は22日、2017年に東京都代々木で開催されたタイフェスティバルの終了後の様子を伝え、ゴミを散らかすのは中国人だけではなく、日本人も同様ではないかと疑問を呈する記事を掲載した。

 このイベントは、毎年東京・大阪・名古屋の3都市で開催されている「タイフェスティバル」で、タイの伝統や文化を広め、タイ料理を堪能してもらおうというものだ。17年は東京だけで190のブースが出展し、総入場者数は35万人にのぼったという。

 記事によると、イベント自体は大成功に終わったようだ。しかし、「イベント終了後の会場跡はひどいもの」で、散乱したゴミの山が残り、トイレはビールなどの空き缶だらけで、その様子はネット上であっという間に拡散された。記事によれば、日本人はこの問題をタイ人のせいにし、タイでは参加者の多くが日本人だったのだから日本人のせいだとの意見が出ているという。

 この件について中国人からは、「とうとう日本を汚しているのが中国人のせいばかりではないことが証明された」との声が出ているという。しかし、誰のせいかは、結局のところ正確なことは誰にも分らないのであり、責任を押し付け合っても意味がないだろう。

 どこにでもマナーの欠けた人がいるのは事実で、誰かがポイ捨てすると連鎖的に広まることもあるかもしれない。日本は清潔できれいでマナーの良い国との評判が失われることのないよう、一人ひとりが気を付けていく必要がある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)