世界有数の大都市である東京。江戸時代から続く日本の政治の中心地だが、東京はその伝統や歴史を保持しつつ現代化も進んだ都市といえる。中国メディアの今日頭条は21日、ある日本人カメラマンの目を通して見た「伝統と現代が交錯する東京」を紹介する記事を掲載した。

 このカメラマンは、神社や夜景、赤提灯街、花火大会、中華街などの数々の美しい写真を通して、東京とはどのような都市かを伝えている。神社には無数の絵馬が結ばれ、夜にはネオンが輝き、土産物店では伝統工芸が所狭しと陳列されており、隅田川花火大会の様子は色鮮やかで美しい。

 こうした写真は、東京という都市がいろいろな顔をもっているのを感じさせてくれるが、記事はひとことで言うと「伝統と現代の融合した都市」だと形容。ネオン輝く夜景などは近代的な都市を感じさせるが、同時に伝統的な文化が今でも息づいているからだ。また、東京の人は「金儲けより伝統」を優先して、どうやって現代人に受け入れてもらえるかを考えているとしたが、これは中国ではなかなか見られない傾向だろう。

 東京は、現代的ではあるが記事でいうところの「伝統」が多く残されている。観光名所の浅草寺から秋葉原、銀座までどこに行っても違った顔を見せてくれるので、東京の良さを感じたいなら東京の街をぶらぶらと時間をかけてゆっくり歩いてみることを勧めた。

 都市の大きさからいえば、中国の3大都市である北京、上海、広州のほうが大きく、また、現代的ともいえる。しかし、「現代と伝統の融合」は急速に現代化が進んだ中国では見られず、中国人にとって東京がいかに魅力的であるかが感じられる。中国では良き伝統の多くが失われ、趣のある建築物もどんどん取り壊されていることは、実に残念なことだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)