中国人に人気がある日本の食文化の1つがラーメンだ。常に進化し続ける日本のラーメンを楽しみに日本を訪れる中国人観光客も少なくない。中国メディア・好奇心日報は17日、「日本で流行しているラーメン」として麺の入っていないラーメンを紹介する記事を掲載した。

 記事は、「麺の入っていないラーメンを食べるというのはいささか奇妙に聞こえるが、この食べ方が今日本で流行しているのだ」としたうえで、有名ラーメンチェーン店・一風堂が全国45店舗で販売している「白丸とんこつ豆腐」を紹介。人気商品の「白丸とんこつラーメン」の麺を豆腐に代えたものであると説明した。

 また、麺を野菜に置き換えたラーメンも数多く存在するとし、その例としてキャベツを麺のように細く切ったキャベツラーメンを挙げた。価格が通常のラーメンより安いほか、摂取カロリーも低いうえ、不足しがちな野菜まで取れるということで女性に人気があるとしている。

 さらに、著名回転寿司チェーンの「くら寿司」が発売した、にんじん、チンゲンサイ、もやし、キャベツを麺の代わりに入れたラーメン、日清食品が発売した麺なしラーメンなどを紹介。「豆腐や野菜を代替食材としたラーメンは健康ブームの産物であり、炭水化物の摂取を減らしてダイエットをするためのものだ」と説明した。その一方で、健康ブームに逆らって麺を豚肉に置き換えたあらたな肉料理まで出現していると指摘した。

 記事は、「こういった新たな食べ方は、日本のラーメン店におけるイノベーションと見ることができる。日本国内には約3万2000軒のラーメン専門店があって市場は飽和状態、激しい競争が繰り広げられている。麺のないラーメンが新たな変化をもたらし、食客たちを再びラーメン店に足を向かせる理由になっているのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)