ご飯の上に、おかずがデーンと乗っただけの弁当、「ハードコア弁当」。インスタ映えとは、真逆の低ビジュアルな弁当ながら、なぜが、SNSでじわじわ人気を高め、ついに、料理本まで出ることになった。中国では、しばしば「日本の弁当」が話題に取り上げられるが、それらは駅弁をはじめとした「日本の技」を称賛するものだった。いたってシンプルな「ハードコア弁当」は、どのように受け止められるだろうか。

 「ハードコア弁当」の考案者は、お笑い芸人の「ホイップ坊や」さん。ライブを中心にピン芸人として活動してきたが、ズボラな性格ゆえ、「ごはんにでき合い惣菜が1品」という超絶簡単なお弁当を「#ハードコア弁当」と名付けて、ほぼ毎日SNSに投稿していたところ、ある日突然話題になってフォロワーが激増。「インフルエンサー・アワード・ジャパン2017」でジェンル別の部門で最優秀賞まで受賞。2月23日発売で主婦と生活社から「さぁ! みんなでLet’sハードコア!!『ハードコア弁当』」と題したレシピ本まで出すことになった。

 「ハードコア弁当」をおすすめするのは、お給料日前のOLさん、毎日のお弁当作りがめんどうな弁当男子、「インスタ映え」に疲れた学生さん、反抗期の子どもへの圧力としてお母さんに、そして、夫婦ゲンカの翌日の仕返しに・・・など。

 SNSのコメント欄には、「間違いなくおいしいヤツ!」「・・・なんか勇気が出る!」など好意的なコメントが多く、マネする女子が続出しているという。(写真は、「ハードコア弁当」の一例。書籍より)