日本と中国はどちらも漢字を文字表記に用いている。漢字は中国から伝わってきたものだが、中国人からすると日本のほうが漢字を大切にしているようにも見えるようだ。中国メディアの今日頭条は11日、日本人の漢字に対する考え方と日本で行われている「日本漢字能力検定」について紹介する記事を掲載した。

 まず記事は、日本では毎年年末に、その年の政治や社会を反映する漢字が選ばれ、京都の清水寺で発表されていることを紹介し、漢字は日本の文化に根付いていて、日本人の心の内を表現するものとなっていると主張した。

 さらに、日本で行われている漢字能力検定について紹介。近年の日本では同検定の志願者は毎年200万人を超えていて、累計でいえば4000万人もの日本人がこの検定に参加したと紹介。加えて、漢字能力検定には小学校1年生程度レベルの10級から非常に広範な知識が試される1級まで準備されていることや、就職や転職の際にも漢字能力検定の結果が考慮される場合があることなどを紹介し、日本人にとって漢字はなくてはならない文字であることを強調した。

 一方、同じ漢字の文化を持つ中国としては、「日本が漢字を非常に重視していることを目の当たりにすると、自分達の漢字教育の方法を見直す必要があると思わせられる」と主張した。これに対して中国のネットユーザーからは、「日本人は韓国人と違って、漢字の重要性を認識しているということだろう」、「日本人は文化の大切さをよく知っている」といった声が寄せられていた。

 中国で漢字の教育がどのようになされているのかについては紹介されていないが、漢字が日本の文化にしっかりと根付いているという事実は、漢字が生まれた国である中国人の漢字に対する思いを喚起させるものであったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)