中国人といえば、にぎやかでエネルギッシュというイメージを持つ日本人は少なくない。特に、団体で旅行している中国人のグループがいると、日本人にはない盛り上がりを感じる。しかし、それがために「中国人はうるさくて民度が低い」と言われてしまうようだ。

 ところが、そんな中国人にとってうれしい調査結果があったという。中国メディアの今日爆点は15日、「中国人は本当にそんなにうるさいのか?」と題して、日本のテレビ番組が「科学技術で中国人の無実を証明してくれた」とする記事を掲載した。

 この調査は、実際に中国人が騒がしいのかどうか調べるため、訪日中国人、中国にいる中国人、日本人、西洋人それぞれに対し、騒音計で実際に測ってみたものだという。まず、家電量販店の中国人は平均78デシベルと、さわがしくはあるが都心としては基準値内であったという。日本人しかいない飲食店内では60―70デシベル、中国人の多い飲食店は70―80デシベルで、「差は10デシベルしかない」と伝えた。ちなみに、おおよそ60デシベルは普通の会話、70デシベルは騒々しい街頭、80デシベルは電車の車内・目覚まし時計と言われている。

 意外だったのは、西洋人の数値が中国人よりも高かったことだ。騒いでいた白人の集団の騒音を測定したところ、最大で120デシベルという数字が出たというが、これは「飛行機の爆音」と言われている。

 記事はこれを、「最も騒がしいのは中国人ではなく西洋人」だった証拠と結論し、中国人がうるさいと言われていたのは、「偏見」によると主張。日本人は、同じく騒いでいても相手が西洋人なら「明るい国民性」と肯定的にとらえるが、中国人だと「うるさい」と感じるのだと苦言を呈した。

 確かに、イメージが先行しているというのは一理あるが、人が「うるさい」と感じる音の大きさは、ほかにも心理的、生理的、主観的な要素が含まれており、単純に数値化して比べることはできないだろう。いずれにしても、日本人にすっかりついたイメージを変えるのには時間がかかりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)