非常に広い国土を誇る中国では、北部と南部では同じ季節でも気温はまったく違っていて、南部は冬でも暖かいが、北部は大量の雪が降り、厳しい寒さに見舞われる。中国南部に住んでいる人のなかには、生まれてから1度も実際の「雪」を見たことがないという人も多く、雪景色を見るために中国北部へ旅行する人もいるほどだ。

 中国メディアの今日頭条は15日、雪景色を見たいと願う中国南部の人びとのなかには「雪を見る」ために日本を訪れるという選択をする人もいると伝え、その理由について考察している。

 記事はまず、中国南部に住んでいる人たちは、テレビ以外で一面の雪景色を見たことがなく、冬になると中国北部への旅行を計画する人が多いと紹介。だが、最近は中国北部ではなく、行き先を日本の北海道に変更する人も少なくないとし、中国北部にだって大量に雪は存在するのに、なぜわざわざ日本を訪れる必要があるのかと問いかけた。

 続けて、中国南部の人が中国国内ではなく、北海道へ旅行先を変更しているのは、「中国北部の観光都市は『ぼったくり』がひどい」からだとし、冬になると航空券からホテル代まで大きく値上がりすると指摘。一方、北海道は冬になっても美しいのに、ホテル代などが極端に値上がりすることもなく、旅行を思う存分楽しめると伝えた。

 サービスに見合った価格設定をすることは非常に大切なことだが、中国では急激な経済発展とともに、国内旅行にかかる費用も年々増加し、海外旅行とほとんど変わらないという声も聞かれるようになっている。今後、ますます多くの中国人が日本を訪れることが予想される。日本旅行を楽しんだ中国人が帰国後、自国の友人たちに良い宣伝をしてもらえるように、おもてなしの心で迎え入れたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)