日本は古代中国から文化や文字など多くを学んできたが、現代においては中国が日本から学べることも少なくないようだ。中国メディアの今日頭条は6日、海外のネット上で「開発途上国としての中国は日本から何を学べるか」との質問に対する回答を紹介する記事を掲載した。

 この質問に対して、日本と中国に詳しい外国人からさまざまな回答が寄せられたという。ここから、中国が日本から学ぶべきことはたくさんあると考えている人が多いことが分かる。

 記事によると、あるユーザーは「中国は日本からサービス業とは何たるかを学ぶべき」と答えている。日本のホテルではサービスの不行き届きを心配し、客の一挙手一投足を気にしているのに対し、中国では客が受けるべき当然のサービスを要求するだけで従業員からクレーマー扱いされる、とあきれたように違いを指摘。中国の従業員の望みはただ1つ、客がさっさと立ち去ることだけだというが、非常に的を射た指摘である。

 また、別のユーザーは「日本の公園には動物が多い」と感心している。自然をそのまま残すことを重視し、野生動物の保護に力を入れているためで、環境破壊が進み、野生動物が人を恐れて姿を見せなくなった中国は日本に見習うべきだと主張した。

 さらに、「向上心と忍耐力」を日本から学ぶべきという意見もあった。中国の若者は仕事をマラソンではなく短距離走とらえていて、40歳を過ぎると学ぶことをやめてしまうのだという。ほかにも「下品は格好良いこと」、また、「礼儀は偽善」だと誤解している中国人が多いと主張し、礼儀は社会の秩序に必要であり、日本人の礼儀をみならうべきとする意見もあった。

 一部には、日本と中国は全く違う社会であるためお互い学ぶことはないと切り捨てる意見もあったというが、ほとんどは日本を肯定的にとらえた意見であり、角度もさまざまなのが印象的だ。自分と異なるものからは常に学ぶものがあり、学び合うことでお互い成長できるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)