中国メディア・今日頭条は12日、「日本の都市交通路線は混乱しているように見えるのに、どうして実際はとても効率が高いのか」とする文章を掲載した。取り上げられているのは、蜘蛛の巣よりも目が細かくしかも入り組んでいる、東京の鉄道路線だ。

 文章は「もしあなたが東京を旅行していて、鉄道路線図を取り出して見たならば、きっと最初は混乱するだろう。なぜなら、日本の鉄道路線はあまりにも多く、しかも複雑だからだ。東京の鉄道はJR、私鉄各社、東京メトロ、都営地下鉄の各路線が組み合わさっている。路線図にはすべての路線が一緒に描かれているので自ずと混乱をきたすのだが、毎日電車を利用している日本人からしてみればとても簡単なのである」とした。

 そして、非常に複雑に見える東京の鉄道が混乱なく運行され、乗客も迷うことなく利用できる理由として、運転時刻の正確さを挙げている。「日本の電車や地下鉄は非常に時間に正確で、非常に細かい時刻表も存在する。列車の出入りが秒単位で管理されているのだ。そのため、毎日自分で決めた時刻の電車に乗って通勤することができ、その電車に乗り遅れても、何分待てば次の電車がやって来るかを把握できるのだ」と説明している。

 また「電車の時間の正確性で驚かされるのは、同じホームからわずか2分間隔で電車が出ること。しかも、前と後ろの電車とで行き先が異なるケースもある。これは、日本を自由旅行する中国人にとってはとても不慣れな現象だ。日本では、乗車するホームに気を付けなければいけないうえ、乗車する時刻にも注意しなければならない」と伝えた。

 時間の正確さゆえ、普段利用している人にとっては簡単で使いやすい一方、普段乗り慣れていない中国人観光客にとってはやはり東京の鉄道は混乱必至の交通手段と言えそうだ。記事は「混乱した時にはどうするか。今はスマホの路線検索アプリがあればすべての問題が解決する。乗る電車の時刻と行き先、乗り場に加えて、駅の出入口の場所まで教えてくれるのだ」と紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)