日本民営鉄道協会の発表した「2017年度 駅と電車内の迷惑行為ランキング」によると、迷惑行為の1位は「騒々しい会話・はしゃぎまわり等」(33.2%)で、9年連続の1位となった。

 しかし、中国人からすると日本人はマナーに厳しすぎると感じるようだ。中国メディアの今日頭条は8日、「中国人が日本の電車内で騒いだうえに、逆ギレ」と題して、日本では中国人もマナーを守るべきかどうかという点について問題提起をする記事を掲載した。

 中国人観光客の多くは、日本で電車に乗ると車内があまりに静かなことに当惑するという。この記事の中国人筆者も初めて日本で電車に乗った時、ひそひそと話しても皆に聞こえてしまうほど静かでびっくりしたものの、日本に長く滞在しているうちに慣れたと振り返っている。

 しかし、誰もが日本のマナーに合わせられるわけではないようだ。最近あるトラブルがネット上に投稿され、中国で話題となっているという。これは、ある台湾のイラストレーターが発信したもので、東京・有楽町の地下鉄で酒に酔った中国人男性数人が大声で騒いでいたため、日本人が注意したところ逆にビンタされたというものだ。そのうえで、中国人たちは「俺がここでしゃべっていけないのか」と大声で怒鳴りののしったという。

 この件について中国のネットユーザーから「国のために戦うのはいいこと」、「金を払って遊びに行ってテンションが上がっただけなのに何が悪い」と中国人側を擁護するコメントもあったと記事は紹介。しかし、法に触れて捕まることを心配する意見や、愛国は良いが殴るのは人としてどうなのかなどのまっとうな意見も多かったという。

 では中国人筆者の意見はどうだろうか。日本を知っている者として、中国人筆者は日本で電車は最も一般的な交通機関であり、移動中静かにしたり、休んでいたいという多くの日本人客の気持ちを尊重するのは必要であり、自分にとっても良いことだと指摘。「郷に入っては郷に従え」という中国人皆が知っている言葉を実践するべきだと訴えた。

 賑やかなのが好きな傾向にある中国人からすると、日本の電車マナーは難しいのかもしれないが、ここはぜひ日本のマナーを守ってもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)