親日国と言えば、どんな国を思い浮かべるだろうか。実は「パラオ共和国」が非常に親日的だという。中国メディアの今日頭条は6日、太平洋上のミクロネシア地域の島々からなるこの国について「世界でもっとも日本が好きな国」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、パラオ共和国について「人口わずか2万人ほどの、非常に小さな正真正銘の貧しい国」だと主張。非常に失礼な表現だが、この国の歴史は複雑で、1885年にはスペインの植民地となり、その後ドイツが、第一次世界大戦後は日本が植民地支配し、戦時中には日米の戦場となった過去がある。

 パラオが親日なのは、初代大統領に日系人のクニオ・ナカムラ氏を選んだことや、日本を意識した国旗、日本軍の記念碑まであることからも分かるという。ではなぜパラオは「親日」なのだろうか。記事は、日本の植民地時代における現地への貢献が大きかったと分析。日本語や日本文化の教育に加え、金銭面での援助が地元住民に受け入れられ、米国軍との戦争時も日本軍に進んで協力し、のちの米国による反日教育も失敗したほどだったと伝えた。

 日本人にとってはうれしい話だが、中国人の心中は複雑なようだ。中国人の持論としては、戦時中の侵略で日本はアジア諸国を敵に回したはずなのに、パラオがいまだに親日なのは信じられないようで、「おかしな国」だと評した。「日本に洗脳されてしまった」と捉えているようで、パラオが中国と国交がないことを「この国が日本から受けた影響は深刻であること分かる」としている。

 記事の主張はあくまでも中国人の観点によるものだが、この風光明媚で魅力的な国が親日であることは間違いないようだ。日本語や日本文化が浸透しているこの国に、ぜひ行ってみたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)