中国メディア・今日頭条は6日、「ついに堪えきれなくなり、人民日報がアップルの批判を展開した」とする記事を掲載した。

 記事は、近ごろ旧モデルのiPhoneにおいてバッテリーの劣化とともにパフォーマンスが落ちる問題が指摘されたことについて「人民日報も看過できなくなった」としたうえで、5日付の人民日報に「外国大手ブランドの『お姫様病』を治すべきだ」とのコラムが掲載されたことを伝えた。「お姫様病」とは、何かにつけてわがままを押し付ける「わがまま病」のことである。

 そして、コラムが「今回の問題は消費者の知る権利、選択権、公平な取引の権利を侵害するものだ。2017年の中国におけるスマートフォン売り上げトップ4はいずれも国産メーカーで、アップルは5位に甘んじている。これは、中国国民の生活レベル向上に伴い消費における理性が高まり、盲目的に外国ブランドを追いかけなくなったことの表れだ。外国ブランドがまだ過去の状況に浸っているのであれば、それは傲慢であり、偏見。『お姫様病』を治さなければ、市場を失うことになる」と論じたことを伝えた。

 記事は「iPhoneは昨年様々な問題を起こしており、その威厳はすでに地に落ちた。しかし、それでもアップルを初恋の相手のように扱う中国の消費者がいる。この状況に人民日報も憂慮せざるを得ず、iPhoneへの見境のない溺愛を止めるよう消費者に呼びかけたのだ」と解説している。

 さらに、アップルが今年1月1日以降、iOS11において32ビットアプリケーションの全面停止を発表していたことを紹介。「これはiPhone5をはじめとする、32ビットしかサポートしていないシステムのiPhoneユーザーが淘汰される運命に直面していることを意味する。アップルが古い機種の使用を止めさせたいと考えているのは明らかだ」と指摘。「人民日報が批判しなかったとしても、われわれはわが身を反省すべきだ。そして、かつてのアップルは今はもはや存在しないのである」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)