経済成長を続ける中国だが、社会保障は完備されているとは言いがたく、貧富の格差も非常に大きい。また、人治国家と揶揄されることがあるとおり、法律よりも人脈が優先されることも多々あり、中国も社会問題は山積していると言えるだろう。

 だが、中国が着実に豊かになり、中国人の経済水準も年々向上しているのは事実であり、中国以外の国の人びとは中国のことをどのような目で見ているのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、米国のQ&Aサイトで「生まれ変わるとしたら、中国人として生まれたいか」どうかを議論するスレッドが立てられたことを紹介し、同スレッドに寄せられた意見を紹介している。

 記事は、英国人ネットユーザーが「来世はぜひ中国人として生まれたい」という意見を寄せたと紹介。その理由は、「英国の歴史には誇りを持てるが、英国は食べ物がまずいため」だとし、美味しい中華料理に囲まれて生活できる中国人が羨ましいからだと紹介した。

 続けて、日本人ネットユーザーからは「中国人に生まれ変わることは望まない」、「また日本人として生まれたい」という声が寄せられたと伝え、日本人はどうやら自国に対して不満を抱いていないようだと指摘。日本と中国の関係が良好ではないためか、中国人に生まれたかったという日本人はほとんどいなかったことを紹介した。

 では、当の中国人は来世でも再び中国人として生まれたいと思っているのだろうか。記事に寄せられているコメントを見てみると、やはり近年の経済成長と政界への影響力の拡大などを理由に、「また中国人として生まれたい」という意見が多く見られた。だが、「来世は中国人でも良いが、中国はまだ成長途上だから今世に中国人として生まれたのは失敗だった」、「どの国に生まれたって構わない。大事なのはお金持ちとして生まれるかどうかだ」という中国人らしい意見も見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)