日本では年末年始の休みを迎えると、海外旅行や実家への帰省などで多くの人が普段とは違う休日を過ごす。中国では旧暦で年越しを祝うことが一般的であり、日本のような年末年始は中国では「旧正月」がそれに該当するのだが、近年は中国でも12月末から1月初めにかけて海外旅行を楽しむ人が増えてきている。

 中国メディアの金融界は30日、2017年の年末において中国人の渡航先として最も人気が高いのは「日本」であると紹介する記事を紹介した。中国人旅行客の間で日本旅行に対して良い評判が広がっていることが背景にあるのだという。

 大手旅行サイトがまとめた日本の2016年の人気渡航先ランキングでは日本は第3位だったが、17年は一気に2ランクアップの1位となった。逆に、韓国は16年は2位だったが、今年は11位まで急降下してしまった。これは高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD(サード)」の影響がまだ残っているためと推測される。

 記事は、中国人旅行客の人気の訪問先として北海道や青森を紹介し、きれいな雪景色と温泉が人気の理由だとした。また、重慶市の旅行会社の発表をもとに、中国では口コミで日本の景色や美味しい食べ物についての情報が広がっていて、こうした評判に影響されて日本を訪れ、そしてリピーターになる中国人も最近は非常に多いことを紹介した。

 経済的に豊かになった中国人は休みのたびに海外旅行へと出掛けるようになっている。広い世界で日本を旅行先として選んでくれ、何度も訪れてくれているのは非常にうれしいことではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)