急激な発展を遂げた中国は経済的にも政治的にも世界に対する影響力を持つようになった。それに伴い、多くの中国人が自国の発展ぶりに大きな自信を持つようになっている。しかし、中国を客観的に意識したうえで、日本と比較してみると「日本人は非常に恐ろしい民族」と感じるようだ。

 中国メディアの今日頭条は26日、日本人は世界から見て、国民性や民度、社会環境など様々な点で高く評価されていることを指摘したうえで、中国人から見て「非常に恐ろしい民族」と思える理由について紹介している。

 記事はまず、「日本人は高い環境保護意識と倹約の精神を持っている」ことを指摘した。たとえ豊かな国であっても食べ物を粗末にすることなく、高い効率のもとで限りある資源を有効に活用しているとし、節約を美徳とする日本は「中国と真逆である」とした。

 中国で節約と言えば「品質を犠牲にしてコストを下げる」ことを指すとしたほか、中国人はバイキング形式の食事で食べきれもしないのに大量に皿に取って、最終的にはやはり食べ残すと紹介。こうした光景は中国では普通だが、日本人は食べ残すことは非道徳的と見なすと紹介し、驚きを見せている。

 また、日本には世界に名だたる自動車メーカーが複数存在し、自動車大国でありながら、見栄やメンツで自動車を買うようなことはしないと紹介。日本人の平均月収なら経済的に自動車の購入は可能でも、使用頻度や維持費を考慮し、自家用車を持たないという選択をする人が多数いることは「中国では考えられない」ことだとした。中国では自動車は自分の社会的ステータスを示すツールとしての意味も持つため、裕福でなくても無理して高級車を購入する人も少なくない。

 ほかにも「公共サービスの質の高さ」や「ホテル、空港などでの客に対する信頼意識」、「日本人の謙虚さ」、「社会全体にある秩序」などを列挙し、西洋諸国から民度や秩序について賛辞を受けても、日本人は決して驕ることのない態度を保っていると称賛した。

 中国には儒教の教えとして「五常」と呼ばれる「仁、義、礼、智、信」の徳を重んじる教えが古くからある。それゆえ中国人は自国について「礼儀の国」であると主張するが、真の意味での礼儀の国は日本だという声も少なくない。中国人が日本の社会を見て「恐ろしい」と感じるのは、中国人が重んじる態度や概念が日本に存在しているからなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)