極めて広大な国土を持つ中国では、地域によって発展度合いに差があるほか、人々の習慣や考え方、そして日本に対する態度にも違いが存在する。日系車はしばしば排斥の対象として槍玉に挙げられるが、日系車が大人気の地域だって存在する。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国でドイツ車は多くの消費者から「憧れの車」として支持を獲得していると指摘する一方、日系車がドイツ車を凌ぐ人気ぶりを得ている地域もあると紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国市場におけるドイツ車のブランドイメージの高さは「比類ないほど」であると指摘し、さすがの日系車もドイツ車には販売台数やシェア、ブランド力で劣っているのが現状と主張。しかも、日系車には「鋼板が薄い」、「安全性に劣る」といったデマまで存在するとしながらも、一部の地域では日系車を購入することが「栄誉」であるかのように高い支持を得ている場所もあると紹介した。

 続けて、その地域は中国の特別行政区であり、中国よりも国際化が進んでいると言える「マカオ」だとし、「マカオを訪れてみれば、街を走っている車の大半が日系車であることに気づくはず」と指摘。特に、タクシーにトヨタ車が採用されっていることもあり、余計に日系車だらけに見えると紹介し、中国本土では30万元(約519万5435円)もする「アルファード」も、マカオでは普通に走っていると指摘した。

 日系車は主に中国南部で支持を得ていて、広東省や香港では特に人気が高いとされる。マカオも中国南部であるため、日系車が人気であることは何ら不思議ではないと言える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)