中国を代表する動物といえば「ジャイアントパンダ」の名前が挙がるだろう。上野動物園で一般公開が始まり、大勢の人が詰めかけている「シャンシャン(香香)」をはじめ、日本の動物園にも複数のパンダがいるが、これらのパンダはすべて中国に料金を支払って「レンタル」しているものだ。

 中国はパンダの希少性を活用し、外交にも利用している。パンダを利用した外交はパンダ外交と呼ばれる。中国にはパンダという外交に活用できる動物が存在するが、日本にはこのような動物は存在しないのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、「動物」を相手国に贈ることは持続的かつ安定した関係を構築するうえで有効であり、世界中の国が古くから動物を外交に活用してきたと紹介する一方、「日本も動物を巧みに外交に活用している」と伝える記事を掲載した。

 記事は、中国はパンダを貸与する行為を通じて外交につなげていることを指摘し、それはパンダが中国にのみ生息する貴重な動物だからこそ可能であることを強調。その意味ではオーストラリアにはカンガルーがいて、タイにはゾウがいるが、日本には「日本を象徴する動物」が何かいるだろうかと疑問を投げかけつつ、「ロシアのプーチン大統領に秋田県が秋田犬を贈ったように、日本は犬を活用している」と主張した。

 一方、日本政府が再びプーチン大統領に秋田犬を贈ろうとした際はロシア側から断られたとし、犬はどの国にもいる動物であるため希少性に乏しいと指摘。日本にはパンダのように「その国を代表しつつ、希少性もある動物」がいないのが現状だが、日本が得意とする「カワイイ」路線の犬に頼らざるを得ないのが現実だと指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)