中国では、多くの人が日本について非常に清潔な国であるというイメージを抱いている。こうしたイメージが確立された要因の1つとして、「日本では水道水を直接飲むことができる」という事実が挙げられるだろう。中国メディアの今日頭条は22日、「日本は世界で最も清潔さを愛する国」と題する記事を掲載し、日本が「清潔さを愛する国」であるといえる理由について紹介している。

 記事はまず、日本の学校では下駄箱で履物を履き替えなくてはならないことを紹介。中国でもこうした規則が導入されている学校は一部で存在するようだが、あくまでも少数派だ。文化の違いかもしれないが、日本では一般家庭でも玄関で靴を脱ぐ習慣があるが、中国では米国のように家の中でも土足のままという家庭は多い。

 また、新幹線の車内清掃からも「日本が清潔さを愛する国であると言えるの理由」が見て取れると主張。各清掃員は高い訓練を受けていて、7分以内で手分けして車内の清掃をすべて終わらせることができるためだとし、プロフェッショナルと言える清掃員の存在は日本人がそれだけ清潔さを重視していることの表れであるとした。さらに、日本人が公共の場所を清潔に保とうとするのは、日本にそういう制度があるためではなく、幼少の頃からの教育が大きな影響を与えていることを主張。日本では小学生の頃から各班に分かれて、割り当てられた学校の様々な場所を清掃する文化があるとし、これによって公衆道徳と衛生意識が培われると紹介した。

 続けて記事は、日本のごみ分別についても、写真とともに紹介している。写真には「もえるごみ」、「もえないごみ」、「カン」、「ビン」、「ペットボトル」、「ペットボトルのキャップ回収ボックス」が写っている。中国でも街中に設置されているごみ箱には「再利用可能」「再利用不可能」の分別は存在するが、多くの人は分別することが手間で、表示に関係なくごみを捨てる。ひどい場合にはごみ箱ではないところにもごみを平気で捨てる。

 ほかにも記事は、「工事現場の前の道路も汚れたら警備員がすぐに清掃する」ことや「多くの人が集まる球技の試合の後にも会場にごみが散乱していない」こと、「日本人はきれい好きゆえに、毎日お風呂に入る」こと、「米国、中国に次ぐ自動車大国だが、空気が汚染されていない」ことなどを紹介している。現在の中国は環境衛生について各人の意識が低いのが現状だ。環境衛生は汚染は健康にも直接関係することである以上、出来ることから改善に努力してもらいたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)