日本人は自国が「大国」か、「小国」かという点をあまり気にしていないだろうが、中国人は自国が「強国」であるか、「大国」であるかなど、国のメンツや体裁を非常に気にする傾向がある。中国人が言う「大国」の条件としては、世界に大きな影響力を持つ「政治力」、「経済力」、そして「軍事力」を持つことなどが挙げられることが多い。

 それゆえ、中国では「日本は経済力こそ世界有数の水準だが、政治と軍事では世界への影響力に乏しいため、大国とは言えない」という意見が多く見られる。では、中国人から見て韓国は「大国」なのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、人口や国土という点で不利な状況にありながらも先進国となった韓国は、「中国人から見て大国かどうか」を議論する記事を掲載し、中国人ネットユーザーが様々な意見を寄せている。

 記事に寄せられている意見を見てみると、韓国は「大国ではない」という内容のコメントが多かった。その理由としては韓国は経済力こそあるが、国土は南北に分断され、政治や軍事で米国の影響下にあるためという意見が多く見られた。さらに、人口も中国の上海と北京の人口を足した程度で、国土は世界的に見ても小さいからという声もあった。

 また、歴史や文化の観点から見ても、韓国は古代中国の影響を非常に強く受けてきた国であり、今もその影響は色濃く残っているとし、経済力こそ強いものの、やはり大国と見なすことはできないという意見が多く見られた。一方で、韓国は中国江蘇省ほどの面積しかないにもかかわらず、世界に名を知られた大企業が数多く存在するとし、「国土や人口、文化的には小国だが、経済力では大国と言える」という見方も多かった。

 中国人は日本や韓国、そして中国が大国であるかについて議論することが好きなようで、ネット上ではこのような記事が数多く存在するが、日本人も韓国人も実際は自国が大国かどうかを中国人ほど気にしていないというのが現実だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)