経済の発展に企業は大きな役割を果たしている。日本や中国にも様々な企業が存在し、経済を支えているわけだが、中国には100年以上続いている企業が非常に少ない。中国メディアの今日頭条は7日、日本には社歴が100年を超える企業が数多くあることを紹介し、その秘訣について紹介した。

 記事はまず、日本には100年もの歴史のある企業が2万5321社にも上ることを紹介。これに対し、中国で100年以上の歴史のある企業は指で数えられるくらい非常に少ないことを紹介した。なぜ、小さい島国の日本でこれほど多くの企業が長い間商売を行うことが出来ているのだろうか。

 記事は、西暦578年から続いている長寿企業の建築会社「金剛組」を紹介し、長く続く秘訣について「職人気質と匠の精神を守り通してきたことが長く存続できる秘訣だ」と主張している。これには、寺院などを建設する際に釘を一切使用しない建築方法などを代々受け継いできたことも含まれていることを紹介した。

 続いて「金剛組」の組織構造を紹介。日本では一般的に職人は単独で仕事をしているが、「金剛組」の総勢100人を超える職人は、組織的にまとめられ仕事を行っていることを紹介している。また、特別なことを行っているわけではなく、基本的なことを地道にしっかり行うことによって、ここまで長く続く企業となったと主張した。

 非常に長い歴史を持つ中国だが、長い歴史を持つ企業は非常に少ない。その原因が何処にあるかは謎だが、多くの個人企業を見ていると、目先の利益を重視する傾向にあるように見受けられる。それゆえ多くの人が安易に自分の店を開く。開店当時は物珍しさから客が集まるが、1-2カ月もすると客の姿はなく、そしていつの間にか閉店しているという店が非常に多い。日本において、100年以上も続いている企業が非常に多いことは、中国人からすれば非常に大きな驚きなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)