中国では学歴が非常に重要視されており、ある意味で日本以上の学歴社会と言えるだろう。学歴は就職やその後の人生に大きな影響を与えるゆえに、多くの中国人は大学への進学を希望する。そして、大学へ進学後は海外へ留学し、さらにスキルアップを狙う人も多い。

 日本でも多くの中国人が留学生として学んでいるが、異国の地での1人暮らしには不安なことがたくさんあることだろう。特に中国では「日本人は中国人を嫌っている」、「日本人は中国人を差別している」といった誤解もあるため、日本への留学を考えている中国人にとっては不安になる要素は多いと言える。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本への留学を考えている中国人たちが考えるであろう様々な疑問に、留学経験のある中国人が答える記事を掲載した。

 記事はまず、「中国人は日本で不公平な扱いを受けることはないか」という疑問に対して、学業の分野で不公平な扱いを受けることはまったくないことを強調する一方、私生活の分野では外国人であるがゆえの不便さは存在することを紹介した。たとえば、日本ではアパートの契約に保証人が必要だが、日本人の知り合いがいない場合などは、余分な費用を支払って入居しなくてはいけないことを紹介している。だが、多くの場合において中国人留学生は日本人と同じように扱ってもらえることを紹介し、心配し過ぎなくても良いことを紹介している。

 続けて記事は、「奨学金はあるのか」という疑問に対して、日本は留学生に対する様々な奨学金制度があり、優秀な生徒であれば奨学金を得ることができると指摘。一方、日本で生活することは中国と違った「ストレス」を感じることもあると伝え、日本では人間関係が中国より希薄である傾向にあり、まるで「誰も自分のことを気にかけてくれない」、「誰も自分には無関心」という感覚に陥る時があると伝えた。

 海外へ留学するに当たって、様々な疑問や心配なことが関係者にはあることだろう。見聞を広くする意味でも将来的な日中関係を担う人材としても、さらに多くの中国人に日本を留学先に選んでもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)