近年多くの中国人が日本を訪れているが、訪日中国人が驚くことの1つに、日本の街を走っている自動車のほとんどが「新車ばかりに見える」ということがあるようだ。中国メディアの新浪は13日、「日本の自動車はなぜ新車ばかりに見えるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 中国は日本に比べて湿度が低く、乾燥が厳しい地域が多い。特に内陸部の気候は日本と大きく違っていて、ゴビ砂漠もあることから黄砂の量も多い。それゆえ中国では黄砂をかぶって汚れている車を多く見かける。記事は、中国に比べて日本では街ゆく自動車のほとんどが新車に見える理由として「日本の車検制度の要求水準が厳しく、自動車がよく整備されていること」、「日本人は通勤に電車を利用するため、自動車の使用頻度が低いこと」、「空気がきれいなため自動車が汚れないこと」の3点を挙げている。

 特に、「日本の車検制度の水準が厳しくて自動車がよく整備されている」ことについては、日本では新車を購入後3年、その後は2年ごとに車検を受けなければならないことを紹介し、日本では新車購入後3年、あるいは5年後に自動車を買い換える人が少なからず存在することを紹介している。また、日本は車検費用も安くはないとし、初めての車検で数万円は優にかかることを紹介。中国にも車検制度はあるがその費用は、200元(約3500円)ほどであることを紹介した。

 だが記事は、日本でも新車は安くはないので、たとえ2-3年ごとに車検費用が必要であったとしても、新車を購入するよりは安いと分析。そして、多くの日本人が自動車を買い換える理由としては、日本では自動車の価値が下がるのが非常に速いことを紹介している。記事は「日本では新車を購入後2年で価値が半分になり、8年経過した自動車は、市場価値はほぼなくなる」と主張した。

 だが記事は、日本車は10年で乗れなくなるわけではないことを紹介。日本で乗られなくなった自動車の一部は海外へ輸出されていて、よく整備された日本車は輸出先で非常に人気が高いことを紹介した。日本で走っている自動車がすべて新しいわけではない。中国では確かにぼろぼろに錆びた自動車が走っているし、高級車であっても埃まみれになっている光景をよく目にするゆえ、中国の街中で見かける自動車と比較したら日本では新しい自動車ばかり走っているように見えるのは当たり前と言える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)