国や住んでいる環境が変われば住宅事情も変化してくるものだ。日本と中国は隣り合った国ではあるものの、その住宅事情は大きく異なっている。中国では土地の私有制は認められていないため、多くの人は集合住宅に住んでいる。戸建て住宅もあるにはあるが、地方の農村部かもしくは富裕層だけが所有できる別荘というのが戸建て住宅の一般的なイメージだ。

 中国メディアの今日頭条は7日、日本では中国と違って戸建て住宅が一般的に見られるものだが、中国人から見ると「非常に控え目」な見た目であることから「まるで中国農村部の家のようだ」と論じる記事を掲載した。

 記事は、「細かい部分にまで徹底してこだわる」という日本人の気質は日本製品を見れば良く分かると主張し、こうしたこだわりは家にも反映されていると指摘。日本の戸建て住宅はこぎれいであり、家の庭も整然としていて雑然とした様子が見られないことを強調した。

 一方、日本の戸建て住宅は「非常に小さい」と伝え、高さも2階建てが一般的で、中国で見られるような3階建ての住宅はほとんど見られないと紹介。これについては、日本は人口密度が高く、土地に余裕がないことと地震が多いことが理由ではないかと分析している。

 ほかにも記事は、日本の住宅は他人に自分の資産を誇示するために建てているのではないため、外観は非常に素朴だと指摘する一方、内装は細部までこだわって設計されていることを紹介。逆に中国では、多くの人が外観を立派にし、自分の資産を他人に誇示したがる傾向にあると言えよう。

 結論として記事は、日本の住宅は大きいわけでも豪華なわけでもないが、緻密に設計されていて実用的であることと、自然と融合するように建てられていることを紹介し、日本人の特徴がよく表れているとした。これに対して中国のネットユーザーからは、「日本へ行ってみて気が付いた点だが、家や自動車もすべてが小さいミニ版だった」、「日本人はすべてのことに真面目に取り組む。中国人が学ぶに値する点だ」といったコメントが寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)