中国では近年、キャッシュレスの流れが加速している。もはやスマートフォン1つあれば、財布は持ち歩く必要がなくなったと言えるだろう。こうした流れの背景には、スマホの普及と、金融とITを融合させた「フィンテック」の発展という要素があるが、中国では「偽札が流通していた」という事情もキャッシュレスを加速させた要因の1つに挙げられるだろう。

 一昔前の中国では100元札や50元札などの紙幣で支払いを行った時やお釣りを受け取った時は、紙幣を受け取った側は本物かどうかを確認するのが普通だった。スーパーなどのレジにもブラックライトを照射して紙幣の真贋を鑑別する機械が設置してあるのが当たり前だったが、今・・・・

続きを読む