中国メディア・今日頭条は13日、「日本のこの動物園は規模が小さいのに毎年100万人あまりが訪れる」としたうえで、その理由について紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、日本人のみならず、北海道を訪れる中国人観光客にも根強い人気がある旭川市の旭山動物園だ。記事は「1967年にオープンした旭山動物園は本当に小規模だ。敷地面積は約15万平方メートルに過ぎない。約133万平方メートルを誇る広州の長隆野生動物園に比べると遥かに小さい。しかし、年間の入場者集は約150万にも達するのだ。どうしてこんなに人気があるのか。総じて言えば、動物園の運営管理の面から説明する必要がある」としている。

 そのうえで、日本最北端にある旭山動物園もかつては経営難に直面した時期があったと説明。「そこで大々的な改革を行い、見る人のことを十分に考えたデザインが採用された。動物たちを最大限自由な放し飼いの状態に保ち、ガラスで隔てるなどの巧妙な手法によって来場者が目の前で動物を観察できるようにした。園内ではホッキョクグマ、ユキヒョウ、アライグマ、オランウータン、エゾシカ、キタキツネなどを間近で見ることができる」と伝えた。

 さらに、それぞれの動物に名前やストーリーを用意しているほか、来場者の動物に対する理解を深めるために可愛らしい動物のイラストを用いるなど説明の工夫を凝らしていることを指摘。動物園で供されている食事も、動物をテーマにしたデザインになっているとした。

 記事は「日本人は本当に細かい部分を重視する民族であると言わざるを得ない。旭山動物園は、日本のスタッフのきめ細やかな心配りが感じられる。そして、あらゆる設備や看板などのデザインも独自の工夫が凝らされているのだ」と評している。

 毎年12月から3月の雪の時期に行われる名物イベント「ペンギンの散歩」が、今年も13日から始まった。今年も目の前で散歩するペンギンたちの可愛らしい姿に、中国人観光客を含む多くの来場者が心癒されることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)