中国で人気の日本アニメ作品は数え切れないほどある。中でも特に人気な作品の1つが「名探偵コナン」だ。中国メディア・今日頭条は13日、中国で発売された「名探偵コナン」に関連するある書籍が日本のネット上で話題になったことを伝えた。

 記事は「人気のアニメや漫画作品は往々にして派生品の書籍などが出現する。名探偵コナンもたくさんの派生商品や関連グッズが発売されている。近ごろ、中国機械工業出版社が『名探偵コナンを見て日本語を学ぶ』という書籍を出版した」と紹介したうえで、この書籍に日本のネットユーザーから「ツッコミ」が入ったとしている。

 そして、日本のユーザーが「中国でコナンを見て日本語を学ぼうという本を購入したら、内容がほとんど殺人の方法と推理のダイアログ。一体何を学ぼうというのか」と感想を残したことを紹介。実際にこの書籍を示したうえで「表紙は普通そうだが、本文を見ていくとちょっと微妙である」とし、「誰かがトイレに入って被害者の死体を移動した」、「私は探偵ではない。ただの小説家だ」、「まさか財産を自分のものにしようと思ったのか」といったフレーズが並んでいることを紹介した。

 記事は、「殺人や推理の会話の数々をマスターして、どんな時に役に立つのか・・・でも、そんなツッコミを見ると、買ってみたくなりはしないだろうか」と評している。記事を読んだ中国のネットユーザーからは「自分が名探偵コナンから最初に学んだ日本語は『自信満々な態度』だ」、「まるで台本の翻訳本みたいだな」といったコメントが見られた。

 この本だけで日本語をマスターしようとすれば無理があるが、日本語学習に対する興味やモチベーションを保ち続けるという意味では役に立つのではないだろうか。日常生活でどれだけ使うかは分からないが、少なくとも「名探偵コナン」を日本語で楽しむ能力は高まることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)