12日に行われたサッカーE−1選手権男子の日本―中国戦は、日本が2−1で勝利した。中国メディア・今日頭条は同日、スコアに表されるような惜敗ではなく、日本との差が露呈した一戦になったと評している。

 記事はまず、中国だけでなく日本も含めて試合全体が低調だったとしたうえで、その中でも日本はシュートを16発放ち、枠を捉えた5本中2本がゴールネットを揺らしたと紹介。一方で中国はシュートを5本しか放てず、枠を捉えたのはPKによる得点を含む2本のみだったと指摘した。

 そして、「中国にチャンスはなかったのか。それは違う。フィジカルでは中国のほうが明らかに上であり、リッピ監督も日本のフィジカルの弱さを狙って肖智をFWに据えた。結果、彼が全ての攻撃の起点になったのだが、終始シュートの空間をこじ開けることはできなかった。それはなぜなのか」と疑問を提起している。

 記事によれば、その答えは「想像力の欠如という、とてもシンプルなもの」だという。日本が決めた2ゴールはフィジカルや技術に頼ったものではなく、まさに想像力を働かせた結果であり、日本と中国の選手間に存在する差はまさにメンタル的なもの、特に想像力にあるとのことだ。

 想像力を高める方法について記事は、「それほど難しくはない。まずは自分の技術に自信を持つ。そして模倣をすることだ。想像力といっても、何もないところから生み出す訳ではない。日本の2点目はキャプテン翼のシーンに出てきそうなシュートではなかったか。アルゼンチンのFWアグエロも以前、多くの動作がキャプテン翼の登場人物を模倣したものであることを認めている」と論じている。

 記事は「攻撃力不足の中国に実際欠如しているのは想像力に満ちた中盤の選手なのだ。バルサのイニエスタ、レアル・マドリーのモドリッチ、マンCのブライネのような選手が欲しいなどという高望みはしないが、ぜひリッピ監督にはチームを改造する一手を打ってもらいたい」と期待を寄せた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)