幼少の頃に受けた教育は、その子の人生に大きな影響を与える。それゆえに子どもの教育については、中国でも多くの親が関心を抱くテーマとなっているが、中国の教育といえば学業偏重で、学業に関する知識以外は教育として重視されていないのが現状だ。

 中国メディアの今日頭条は10日、「日本の子どもが小学生になる前に学ばなければならないこと」について紹介する記事を掲載し、中国人としては、日本の子どもたちが「小学校入学前」に学ぶことが非常に多くて、「複雑な気持ちになる」と伝えている。

 まず記事は、日本の子どもは小学校入学前にトイレの使い方について学ぶ必要があることを紹介している。中国では小学校に入学する前の子どもにトイレの使い方をあまり厳しく教えていないように見受けられる。なぜなら、小学校に入学する前の子どもたちはトイレ以外の場所でも用を足すのが一般的だからだ。保護者はそのことについて注意するどころか、子どもが尿意を訴えた場合はその場で用を足すように子どもに促す。

 続けて、「日本の子どもが小学生になる前に学ばなければならないこと」の例として、皆が話している話題と関係ないことは話さないことや、先生や友達と上手に対応する方法を学ぶことを紹介。つまり他人との接し方や交流の仕方を学ぶという点に中国人としては大きな驚きを感じるらしい。中国では一人っ子政策が長く続いたせいか、両親と祖父母に甘やかされて育った子どもたちが多い。そのため、非常にわがままな子が多い。

 ほかにも記事は、日本では様々な習い事をさせ、子どもの可能性を引き出す教育を行なっていることを紹介した。これについては中国の親も同様で、音楽を習わせたり、スポーツをさせたり、英語などの語学、さらにはダンスを習わせたりする人が多いようだ。

 どこの国でも親であるなら子どもの教育に関心があることだろう。だが、国によって教育の概念や方法は異なっている。それは、子どもの概念や習慣に大きな影響を与えるものだ。お互い良い点は学び会って、より良い教育を子どもたちに受けさせたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)