日本を訪れた中国人旅行客の多くが驚くことの1つに、日本のサービスの周到さが挙げられる。商業施設や宿泊施設のスタッフの温かく、丁寧な対応や礼儀正しい接し方は中国では見られないものとして、中国人旅行客に大きな衝撃を受けるという。

 特に旅館や百貨店で見られる「両膝」をついての接客は中国人にとっては驚きのようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人旅行客の手記として、客に対して「跪く」という日本ならではのサービスを受けたと伝え、「客は神様」だという言葉を体現したサービスであったと高く評価した。

 記事は、日本を訪れた中国人は誰もが日本人の礼儀正しさに驚いた経験があるはずだと伝え、たとえば、百貨店を訪れると出入り口でスタッフがお辞儀をして迎えてくれる」と紹介、こうしたサービスは中国ではまず体験できないものだが、日本ではごく日常的に見られる対応であると紹介した。

 続けて、日本料理店を訪れた際、和服を着用した店員が跪いて給仕を行ってくれたと驚きを示しつつ、中国ではありえないサービスであるうえ、特に自分より年上とみられる女性が自分の前に跪いている光景に「落ち着かない気持ちになった」と主張した。

 さらに記事は、日本料理店での食事が終わった際、店員が店の出入り口まで送ってくれたうえで深々とお辞儀をして見送ってくれたと紹介。こうした対応で気分を害す人などいるはずがないと伝えつつ、非常に満足して店を後にすることができたと主張し、「日本と中国には歴史問題は存在するが、そのような民族的感情を抜きにして、中国人は日本に学ぶべきである」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)