中国メディア・今日頭条は4日、「日本がロボット分野でまた新たな突破を実現した」とする記事を掲載した。記事が紹介したのは、先月トヨタ自動車が発表した最新人型ロボット「T−HR3」だ。

 記事は「世界には危険な作業が数多く存在する。爆弾処理員は市民を救うヒーローだが、ちょっとした不注意で木っ端微塵になるリスクがあるし、放射線汚染地域の調査研究者は被ばくすれば後遺症に悩まされる危険性を伴う。危険な作業をロボットが担当してくれたら、どんなに有り難いことだろうか」とした。

 そのうえで「トヨタが最近開発した人型ロボットT−HR3は、そんな日の到来を早めてくれそうだ。007さえできないような任務は、みんな彼に任せることができる」としたうえで、その最大の長所が「完全に人間の動きを模倣可能なリアルタイム操作」にあると紹介。「操作者は機械スーツとVRヘッドセットを装着すれば、ロボットを思いのままに操ることができる。手を挙げればロボットも挙手し、頭を振ればロボットも頭を振るのだ。難しいポーズも、バランス制御によって簡単にできる」と説明している。

 また、全身にある32の関節と手の10本の指を自在に動かすことができ、高精度のトルクセンサーやモーター、減速機によって各種の細かい動作を行うことも可能であるほか、VRヘッドセットによってロボットの視点を見ることもできるとした。さらに、外部からロボットにかかる各種の力を操作者に正確に伝えることもできると説明し、「簡単に言えば、このロボットは完全に人類の『操り人形』だ」と評した。

 記事は「T−HR3ロボットの開発は、人類にとって重大な意味を持っている。なぜなら、ロボット研究が現在直面しているボトルネックを突破し、爆破作業や放射能汚染区域での作業など幅広い分野に応用することができるからだ。近い将来、家庭でも代理ロボットに自分のやりたいことをみんなやってもらえるようになるかも知れない」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)