1日に開かれた皇室会議で、天皇陛下が2019年4月30日に退位され、皇太子さまが翌5月1日に即位することが固まった。中国メディア・今日頭条は1日、「天皇交代に際し、日本はまた中国の助けを借りることになる」とする記事を掲載した。

 記事は、日本では新たな天皇は新たな時代を象徴するため、新しい元号が定められることになっていると説明。「直近の5代の天皇が即位した際に定められた年号を分析した結果、新年号を決定する際には中国の助けを求めて来たことが分かった。もちろん、中国政府に申請をするなどということではなく、中国の古典から新たな年号を探すということである」とした。

 そのうえで、直近の5つの元号とその由来について紹介。孝明天皇時代の「慶応」は中国南北朝時代の古典「文選」内の「慶雲応輝」から取られ、続いての「明治」は「易経」の「聖人南面而聴天下、嚮明而治」から、「大正」も「易経」の「大享以正天之道也」からそれぞれ引用したものとしている。

 さらに、「昭和」は「書経」の「百姓昭明、協和万邦」、「平成」は「書経」の「地平天成」あるいは「史記」の「内平外成」を拝借して元号としてものだと解説。「徹底的に調べたわけではないが、これまでに用いられてきた100以上の元号のほとんどは中国の古典にちなんでいる。もともと元号は中国の習慣を日本や朝鮮、ベトナムなどの小国が模倣したもの。今では日本だけにその習慣が残っているのだ」と伝えた。

 また、日本には「元号法」という法律があるほか、元号の選定に当たっては「国民の理想に合う」、「漢字2文字で読み書きが容易である」、「かつての元号と重複しない」、「慣用的な熟語は用いない」という条件に基づき、大学教授や皇族からなる有識者会議で案が出され、最終的に内閣が決定し、新天皇の即位後に発表されると説明した。

 記事は「日本では既に一部の好事家が新しい元号の予測を始めている。さまざまな案が飛び出しているようだが、これだけは予言できるのは、新しい年号も必ずや中国の奥深い古典の世界に助けを求めるということだ」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)