中国では果物の価格が非常に安く、いつでも気軽に食べることができる。それゆえ、日本を訪れた中国人旅行客は日本で売られている果物の価格の高さに驚くという。

 だが、日本の果物は単に高いだけでなく、味が良いことはもちろん、痛んでいたりすることもなく、大きさが揃っていて色も良いなど、品質が相応に高いと言えるだろう。

 中国メディアの今日頭条は28日、日本のスーパーで販売されていたマスカットを紹介し、品質を高めつつ、ブランド化を行っている日本の果物について「敬服させられた」と報じている。

 記事は、日本在住とみられる中国人の手記として「スーパーで売られていたマスカットの値段を偶然見かけて、驚いてしまった」とし、マスカットの写真を掲載している。贈答用のマスカットであり、自宅用のものではないようだが、価格はマスカット1房で5000円と書かれている。中国では果物は量り売りが多く、安いものだと数百円も出せば500グラム分は購入できるため、中国人が1房5000円のマスカットに驚いたのも無理はない。

 ただ、この中国人が驚き、そして「敬服させられた」と感想を述べているのは価格が高いからだけではない。マスカットのブランド化や品質管理、品種改良など、1房5000円という価格を実現するための努力を感じ取ったためだ。

 翡翠の宝石のように大きな粒、味や香りの良さなど、5000円という価格に見合うだけの美味しさがあると伝えつつ、「このマスカットを食べた人は誰もが忘れられない思い出になるらしい」と紹介。同じマスカットでも中国と日本では品質や味に大きな違いがあり、それが価格の差として現れていることに「敬服させられた」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)