非常に長い歴史を持つ中国には世界的にも人気のある小説が数多く存在する。その1つが日本でも知られている「西遊記」だが、中国人からすれば日本の西遊記は中国の西遊記とは様々な点で大きな違いが見られるという。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日韓でそれぞれに制作された「西遊記」は中国人にとって「目も当てられない」ほど違っていると主張する記事を掲載した。

 西遊記は中国でも多くの人に支持され、人気のある小説で、子どもたちの学校が長期の休みに入るころになるとテレビで放送されることが多い。さらに、最近も西遊記をリメイクしたドラマや映画が制作されているという。それだけに中国以外の国で制作された西遊記は中国人にとっては原作と大きく違っていて、その内容に「がっかりさせられる」とした。

 では、一体どのようなところに「がっかり」するのだろうか。記事は、日本で1978年に製作された「西遊記」を紹介し、作品中に登場する三蔵法師は男性であるのに、日本の西遊記では女性が演じたと指摘。また、沙悟浄が河童になっていたりと内容が原作とあまりにもかけ離れていたため、中国でも放送されたようだが、反発の声が高まったすえに途中で放送が打ち切りになったことを紹介した。

 ほかにも記事は、韓国で制作された西遊記を紹介しているが、こちらも見ていられないほど原作とは異なっていることを紹介した。たとえば韓国の西遊記も女性の三蔵法師が孫悟空と恋愛関係にあったり、科学者がDNAを使って孫悟空を復活させたりなど、中国の古い小説を歪曲した作品に仕上がっていると主張。原作を知っている中国人からすれば、リメイクされた作品には大きな違和感を感じると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)