日本を訪れる台湾人が年々増加しているが、そのなかには何度も繰り返して訪日しているリピーターが数多く含まれている。観光庁の2017年7ー9月期における訪日外国人消費動向調査によれば、同期間中に訪日した台湾人のうち、初の訪日だったのは18.8%にとどまり、実に81.2%がリピーターとしての訪日だった。

 日本政府観光局の統計では、16年に訪日した台湾人の数は延べ416万7512人に達したが、台湾の人口が2355万人であることを考えるといかに多くの台湾人が日本を訪れているかが分かるだろう。実に台湾の人口の17%以上の人が日本を訪れた計算となる。

 中国メディアの今日頭条は24日、日本は一度訪れると結局は何度も訪れたくなる国だと伝える記事を掲載し、台湾人から見た日本の魅力について紹介している。

 記事は、複数の台湾人の声を紹介しているが、意見を総括してみると日本の魅力はハード面よりもソフト面という意見が目立つ。たとえば、「日本ではどのような身なりをしていても差別されることなく、商業施設の店員も親切に対応してくれる」といった意見のほか、東京ディズニーランドでの各種サービスを例に「日本人の職業意識の高さ」が快適な旅をもたらしているという声もあった。

 また、街の清潔さや治安の良さ、滞在中の移動の利便性なども評価されていた。多くの人は限られた時間と限られた予算のなかで旅行をするものであり、どれだけ美味しい食べ物や絶景スポットがあっても、治安が悪いなどの理由で不快な思いをする可能性が高ければ、時間とお金を使ってまで訪れたいとは思わないだろう。そういう意味で、日本は心配事もなく、思う存分旅を楽しむことができるということなのだろう。

 台湾では日本に対して好意を持ってくれている親日家が多いと言われている。日本を何度も訪れる台湾人リピーターが多いのは、観光客を迎える日本の「ソフト面」のインフラと、台湾の親日家の多さが相まった結果と言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)