訪日外国人を国籍別に見てみると中国人が多数を占めている。そのためか、日本国内の商業施設や公共の場所では、中国語での注意書きがよく見かけられるが、その内容が様変わりしているという。そしてこれは、日本以外の国でも同様の傾向がみられるようだ。中国メディアの今日頭条は21日、海外で見られる中国語の注意書きの変化に関する記事を掲載した。

 ほんの数年前まで、中国人は日本や他の国へ旅行に行くと居心地の悪い思いをしたようだ。日本のコンビニには「当店の食べ物や飲み物を持ち出すことを禁ずる」と中国語で書いてあったり、観光地のごみ箱に大きく「これはゴミ箱です」と書いてあったりしたと紹介した。ほかにも「道の真ん中で止まらないでください」という看板や、男性用小便器には「もっと近づいて」と足のマークまで書いてあること、また、「花に触らないで」という注意書きも見受けられたと伝えた。

 さらに、日本以外でも、カナダやオーストラリア、ドイツで見られた看板の写真を掲載し、それぞれ優先駐車場の遵守や、ペンギン島での撮影・動画の禁止、喫煙と食べ歩きの禁止などが、わざわざ中国語で書いてあったと指摘した。つまり、以前は外国で見かける中国語は「注意書き」ばかりで、注意される行動を取る中国人が大勢いたことが読み取れる。

 これがどのように変化したのだろうか。最近目立つのは、商業施設などの入り口でセールを伝えるものや、空港で「ようこそ」と書かれた横断幕などで、歓迎されていることが感じられる中国語が増えたとうれしそうに伝えた。これは、タイ、韓国、インドネシアといった国でも同様だという。

 これは、海外旅行に行く中国人のマナーが向上したことに加え、購買力のある中国人旅行者が日本をはじめ、各国で歓迎されていることと大きく関係していると言えるだろう。歓迎されていると感じれば、ますます中国人観光客も増えるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)